実は仕事についてのお悩みの中で、「モチベーションが上がらない。」というお声をよく聞きます。どうすればモチベーションを維持できるのか?について、今日はお話をしたいと思います。
上がるということは、いつか下がるということ
ずっと上がったままの状態をキープするのは至難の業。やはり疲れが出て、いつか息切れしてしまいます。
モチベーションが上がると、やる気が次から次へとドンドン沸いて、バリバリとこなせるようなハイテンションのイメージを持たれているかもしれません。しかし上がるということは、いつか下がることもあります。
質の高いモチベーションは、上へ上へではなく、横へ横へとまっすぐ伸びていくようなイメージ。しんどい時、辛い時、やる気が出ない時でも、ワ~とか、ギャーとか、目の前に起こることに1つ1つ過剰反応するのではなく、淡々と決めたことをやり続け、どんなに遅くても止まることなく歩みを進めます。
そのやり抜く状態や環境を、いかにキープするかの方が大切です。それはまるで長い道のりを走る、マラソンランナーのようなもの。自分の心と身体の限られた予算(ボディバジェット)やペース配分も考えながら、淡々と前に進むイメージです。
自分のやる気が持続するパターンを見極めておく
モチベーションの維持方法も人の数だけありますが、今回は簡単に4つのタイプに分けてみました。仕事において、あなたはどちらの傾向が強いでしょうか?
①自分にムチを打って頑張るタイプ(鍛錬型)
期間限定や数量限定に刺激されやすく、上手く取り入れることでモチベーションを維持しやすくなります。
②ご褒美があると頑張るタイプ(報酬型)
お得に弱いので自分に何かしらのメリットを感じられれば、モチベーションを維持しやすくなります。
また、自分自身でやるのと、人と一緒にやるのとでは、どちらが心地良いでしょうか?
③自分で目標を決めて仕事をしたい(内向型)
④他人から指示を貰って仕事をしたい(外向型)
①と③、①と④、②と③、②と④と、4つの組み合わせから、あなたのモチベーションが一番発揮できるパターンを見つけてみてください。
その時々で、自分のエネルギーの出し方も変わってくるかと思います。仕事と家の中では違うかもしれませんし、周りにいる相手によって変わるかもしれません。(このパターンは、上司と部下、夫婦関係、子育てにも使えます)
今までに上手くいった自分の勝ちパターンを思い出して、ぜひ新しいことへもチャレンジしてみてくださいね!
女性の生き方プロデューサー
駒村利永子