なぜ、Good Feeling(快)が人生を左右するのか?

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by 代表 駒村 利永子

今、女性達の中で自分の心地良さ、Good Feeling(快)を感じることができないと言うお悩みが増えています。私は常日頃、長期講座の受講生さんや単発講座でも、自分のGood Feeling(快)を大切にしてくださいとお伝えしています。

私たちが赤ちゃんの頃は、Good Feeling(快)かBad Feeling(不快)しかありませんでした。

お腹が空けば、泣き。
お尻が気持ち悪ければ、泣き。
ママが見当たらないと、泣いて
意志表示をしていました。

しかし大人になるに連れて、自分のGood Feeling(快)を感情や身体で感じることよりも、頭の思考で考えてしまっていませんか?

人生の選択において重要なのは、「感情」だった!

ライフスキルの中で、「意思決定スキル」というものがあります。
人生の伴侶を選ぶときも、別れる時も。
仕事を選ぶときも、転職する時も。
毎朝、何を食べるか?の小さな選択と同時に、人生の重要な場面での選択において、とても大事なスキルとなります。

しかし、この大切な意思決定をしているのは私達の思考ではなく、感情によるところがなんと!100%と言われています。

「思考=自分」だと思いがちなのですが、理性で意思決定をしているわけではなかったのです。頭だけでグルグルと考えていても、なかなか答えが出ない訳ですね。

この感情と身体感覚には、相関関係があります。フィンランドの有名なリサーチ(Nummenmaa,et al.,2013)では、怒り、恐れ、嫌悪、ねたみの感情を感じた際に、身体をサーモグラフィーでスキャンしてみると、上半身に強い刺激感覚が浮かびました。幸福な感情は頭から足先まで身体全体を包み込んでいたのです。

私たちは自分の感情を、身体の反応で知ることができるのです。

自分のGood Feeling(快)を集めよう!

「考えるな!感じろ!」とは、かの有名なブルース・リー先生が、映画「燃えよドラゴン」で言ったセリフです。

私たちは日々、こんなことを自分に押しつけていませんか?

・~でなければ、ならない!
・~しなければ、ならない!

それが本当に本当に、自分にとって大切なことなのか?
本当にやりたいことなのか?

頭の思考で考えるよりも自分の感情を感じて気づき、身体の反応を感じて気づく方が、自分の本当の心の声を聴くことができるのです。自分の感情を知ることは、「自己認識スキル」のアップにも繋がります。

例えば、芳醇なローズの香りを匂ったとして、ただそこに身を委ねて、香りを楽しむことでどんな感情が生まれるのか、身体のどの部分でそれを感じているのか、「今ここ」の感覚を味わって欲しいのです。

しかし、私たちは思考ばかりが優先していると、え~と、ローズの香りの効用は何だっけ?エストロゲンが…女性のホルモンバランスが…ローズは高価なんだよね!

などと、感じよう、感じよう!と、頭で理解しようとしていると、本当にただ「感じる」ことを忘れて、その成果や効果を求めてしまいがち。
その時点で、もう感じていないし、リラックスできていません。これは人生において、全てに通じて言えることです。

Good Feeling(快)を感じるには、気づきの感度を上げていくことです。そうすることで、Bad Feeling(不快)が入ってきたときに、「それは自分にはふさわしくない」と感じて寄せつけなくなり、自分を大切にすることができるようになります。

自分のどこの部分で心地良さを感じているのか、ただ意識を集中して感じてみてくださいね。日々、自分の心地良さを積み重ねていくことで、あなたの人生の選択がより良いものへと変わりますよ。

女性の生き方プロデューサー
駒村 利永子

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