子どものころ、親から欲しかったもの

Relationship
Relationship
by 代表 駒村 利永子

最近、増えている親子関係のご相談について
取り上げたいと思います。

実は誰しもが少なからずとも、親の信念(幻想)を
抱えて生きていると言われてます。
例えば「完璧主義」とかね。

自分の中でちゃんとしないとなぜか
気持ちが悪い
居心地が悪い
見過ごせない・・・
と思っている人は十分に素質があります。

これね、私もドップリ浸かっていました。
~すべき
~こうあるべき
の、ベッキべキ人間ですね。
仕事を頑張り過ぎている女性にとても多い傾向です。

私自身も毒親育ちということもあり
優等生でないと生きる術が無かったのですが
小さい頃に親や周りにいた大人を見て
ちゃんとしないと、愛されないのでは?という
刷り込みがありました。

ちゃんとしなきゃ
認めて貰えない
愛されない
価値がない

これではずっと見えないゴールに向けて
走り続けることになります。
仕事の現場でも思いっきり発揮されるんです!

特にリーダー職についちゃうと
男性より劣っていると思われたくないし
女性キャリアのパイオニアとして
頑張らなくちゃ!と
自ら荷物を100tくらい背負いに行ってしまったり。

こんな風に仕事が自分の存在意義になってしまうと、さあ大変!
後輩たちの手ぬるい仕事ぶりを見ては
だから、女はバカにされるのよ! くらいなね。 

自分の「正義」を振りかざしていると
どんどん孤立していっちゃいます。
そして若い時よりも、経験や実績があるのに
仕事を抱え込でいたり・・・

最初は、小さかったメトロノームの針が
だんだん大きく振るようになり
どんどんハードルも上がって
気づいた時には、振り切っちゃって
バーンアウト!(燃え尽き症候群)

私も月の残業が150時間を越えていた時
ドクターストップをかけて貰ったことが
何度もありました・・・。
そのくらい、頑張らなきゃ!と
謎のミッションに突き動かされていたんですよね。

会社のために!と、口では言っていても
誰かに必要とされたい!
認めて欲しい!
隠れた意図は、そこにあったのだと思います…。

大人になっても、この親子関係の
ねじれとこじれが原因で
うまく自分を表現できない人はとても多いです。

幼いころのあなた自身が、本当は欲しかったもの。
まずはその自分の気持ちに気づくことから
ゆっくり焦らず紐解いていくことで
肩の荷が下せることもありますよ。

女性の生き方プロデューサー
駒村 利永子

concept

フラウエデュ オンラインメディアは、
これから輝きたい人への学び場です。

女性はライフステージの変化を経て、
価値観もドンドンと変化していきます。

仕事、夫婦関係、子育て、人間関係などで悩みながらも、
自分らしく生きようとするあなたを Frau EDUがサポート。

読むだけで「こころとカラダ」が整う、学びのサイトです。